感染対策を続けながら、国内旅行を楽しもう!

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東京都を始め全国的に新型コロナ感染症の検査陽性者数が激減し緊急事態宣言やまん延防止等充填措置も解除となりました。これでコロナが終息したわけではなく一時的に収束したように見えるだけではありますが、それでも季節は秋の紅葉シーズン。感染拡大時同様に対策を打ちながら国内旅行を楽しみましょう。今回はそのための注意事項です。

重要なこと:感染拡大防止対策は必須

新型コロナ感染症が「終息」したわけではなく、8月のピークが一時的に激減した仮の収束状態ですので、メディアで報道されるように再び拡大に向かう可能性は十二分にあります。

というか、程度の差はともかくとしてまず間違いなく再拡大するでしょう。

そういう可能性を少しでも減らすためにも感染対策は必須です。

  1. 旅立つ一ヶ月以上前にファイザーかモデルナの2回接種完了
  2. 三密を避ける(たとえ行きたかった飲食店でも密であれば避ける)
  3. ホテルの部屋以外では必ずマスク着用
  4. 外で飲み食いするとき喋るときはマスク着用
  5. 飲食は対策をきっちりした店でとる
  6. 手指消毒の徹底
  7. やたらいろいろなものに素手で触れない
  8. 大浴場は避ける(更衣室でのリスクが高い)

ワクチン接種済証のコピーと住所氏名を証明する免許証などを持つのも大切です。
場所によってはこれがあれば何らかの特典が得られる場合もあります。

急なキャンセルに対応できるプランにする

先程触れたとおり、新型コロナ感染症は「終息」したわけではなく、一時的に仮に収束しているようにみえるだけです。

いつ何時再拡大するかもわかりません。

筆者も昨年から妻との札幌旅行や大阪旅行を計画していたのですが、7回とか8回変更・延期をしています。

以下は筆者のメインサイト(旅路の部屋)の記事です。

コロナ禍での旅行予約のポイント(またまた札幌旅行延期!なのだ) │ 旅路の部屋 (aichanworld.com)

上記の記事でも書いていますが、とにかくキャンセルや変更が容易かつ安価なものにすること。

  1. ツアーは一般にキャンセル条件が厳しいのでできるだけ利用を避ける。感染者が急増してきて、緊急事態宣言再発出まではいかなくても中止したほうが良い状況には十分なりうる。
  2. 飛行機はキャンセル条件が厳しい料金が多いので注意すること。安い料金ほどキャンセル条件がきつい(後述します)。
  3. ホテル・旅館は直前(せいぜい2日とか3日前)までキャンセル無料を選ぶこと。
    Booking.comだとそういう条件を入れてホテルを選ぶことができます。

JALのキャンセル条件

JALの取消/払い戻し手数料の主なものを挙げましょう。

出発後取消というのは論外なので省略、料金として多く使われそうなものだけにします。

料金種別取消/払戻手数料
普通運賃(いわゆる正規料金)440円
往復割引440円
特便(購入後~55日前)440円
特便(54日前~出発前)運賃額の5%
先得(購入後~55日前)440円
先得(54日前~出発前)運賃額の50%
株主割引440円

航空券を単独で購入する場合は、特便や先得が多いと思いますがコロナ急拡大だと直前キャンセルになるでしょうから、半額がぶっ飛びます。

オススメは特便か株主割引。

料金的には特便のほうが割高ですが取消のインパクトが小さいです。

株主になるのもありです(筆者宅は妻がJAL株所有、筆者がANAの株所有)が、別に株主にならなくてもチケットショップで1枚(1区間)2千数百円程度で購入でき、正規料金の半額程度になります。

株主割引のメリットは、優待券の有効期間中は何度でも無料で予約変更でき、キャンセルも上記のとおり440円で済みます。

ANAのキャンセル条件

ANAの取消/払い戻し手数料の主なものを挙げましょう。

同様に出発前キャンセルで主な料金のみに絞ります。

料金種別取消/払戻手数料
普通運賃(いわゆる正規料金)440円
ANA VALUE PREMIUM、ANA VALUE(購入後~出発前)運賃額の5%
ANA SUPER VALUE PREMIUM、ANA SUPER VALUE(購入後~55日前)440円
ANA SUPER VALUE PREMIUM、ANA SUPER VALUE(54日前~45日前)運賃額の30%
ANA SUPER VALUE PREMIUM、ANA SUPER VALUE(44日前~28日前)運賃額の40%
ANA SUPER VALUE PREMIUM、ANA SUPER VALUE(27日前~14日前)運賃額の50%
ANA SUPER VALUE PREMIUM、ANA SUPER VALUE(13日前~出発前)運賃額の60%
株主優待割引440円

基本はJALと同じですが、JALの特便に相当のがVALUE PREMIUMとVALUE運賃です。JALと違って購入直後から5%の取消料がかかります。

JALの先得にあたるSUPER VALUE PREMIUMやSUPER VALUEの取消手数料の段階が細かくなっています。そして13日前~出発前までになるとJALより10%高い60%になります。コロナ取消だと緊急事態宣言やまん延防止等特別措置が出ない限り取消料金は発生しますので、実質的には13日前~出発前の60%だと思えば良いでしょう。

JALと同じくお勧めは株主優待です。

JALと同様ANAでも優待券の有効期限内であれば何度でも変更や取消ができます(取消は1回1区間につき440円必要です)。

ホテル・旅館のキャンセル条件

これは宿によりキャンセルポリシーがことなり、扱い旅行店やサイトによりキャンセル条件が違います。

Booking.comではキャンセル無料の宿を条件にして検索可能ですが、何日前までのキャンセルならキャンセル料がかからないのかは宿により違いますので注意が必要です。

多くは宿泊前日の午前0時まで、つまり2日前の23時59分までなら無料というのが多いですが、中には6日前までといったものや、それ以上のものもあるので必ず確認してください。

Booking.com

それ以外のサイトでは検索条件にはないかもしれませんが、必ず確認してください。

多くは前日は50%というものですが、結構な日数前から高いキャンセル料を取るところもありますので要注意です。

まとめ

季節は紅葉の秋です。一時的にせよコロナが落ち着いている今のうちに万全の感染防止対策を取りながら旅に出ましょう。

いつコロナが再燃するかわからないので、キャンセル条件がきついツアー利用はさけて、個人旅行でJALやANA、新幹線と宿を別にとりましょう。

JALやANAならばチケットショップで株主優待券を買って利用するのがベター。株主優待券の期限内ならば何度でも手数料無料で変更でき、払い戻しも440円(1人1区間)で済みます。

ホテルや旅館の予約時にはキャンセルポリシーに注意。コロナの急な再燃に備えて前々日まではキャンセル無料などのキャンセルポリシーの宿を選ぶこと。

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