一人旅で脱日常でリフレッシュ!

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筆者の周囲の男性で一人旅をする人はさほど多くないようです。一人旅をしない・できない理由はいろいろありましょうが、一人旅は家族旅行や夫婦旅行とはまた違った楽しさがあります。

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筆者の一人旅の歴史

筆者の場合、一人旅は海外旅行から始まりました。

これは1999年11月で今から22年前のこと、当時は四十代前半でした。

別に一人でマウイ島に行きたいという強いきっかけはなくて、その前に友人と二人でカナダへ行こう!という計画を立てていたのですが、それが友人のほうが行けなくなって計画はリセット。

それまでも家族ではマウイ島、サイパンやハワイ島などには行っていましたが国内はもとより海外への一人旅なんて経験無しです。

友人がだめになったら一人でも….と思うわけですが、そのときにはカナダにそんなに大きな興味はなくて、むしろそれまでに2度訪れているマウイへ今度は一人で!と思うようになりました。

こうして始まったおじさん海外一人旅」は1999年から2006年まで毎年一回ふらりと一週間ほどでかけていました。

妻への感謝

いろいろな思いはあったでしょうが、気持ちよく送り出してくれた妻には本当に感謝しています。

その後自宅を購入したりしてさすがにおじさん海外一人旅は封印して、国内に切り替えました。

そして2008年から今度は「おじさん国内一人旅」として2019年のANAのステータス修行(SFC修行)・JALのステータス修行(JGC修行)を除いて今年の11月まで合計25回ほど続けており、そのうち23回は金沢です。

おじさん一人旅の5つの魅力

とにかく自分の都合だけで旅ができる

いわずもがなですが、移動手段は飛行機か鉄道か車なのか、宿はひなびた温泉か豪華なホテルなのかビジネスホテルなのかなどはすべて自分の好みと予算で決めれば良いのです。

食事もお腹が減らなければ食べなければ良いし、半端な時間でも腹が減れば食べれば良い。

歩き疲れたら、静かなカフェで一時間でも二時間でも(店の都合さえ悪くなければ)過ごせる。

良くも悪くも同行者のことを一切考える必要はありません。事件・事故と病気にだけ気をつければあとは法律と公序良俗に反しない限り何をしてもよろしい。

失敗も成功もすべて自分の責任だからこそ達成感も大きい

人生において達成感を味わうのは重要です。

長い人生達成感が仕事だけではひどくつまらないと思いませんか。

一人旅なら失敗しても他人を巻き込まない限り不都合なのは自分だけですし、色々苦労を乗り越えてやりきったときの達成感も独り占めできます。

一人旅だからこその出会い

もちろん家族旅行や夫婦旅行でも出会いはありますが、一人旅だと話しかける相手はすべて他人です。

単に道を尋ねるだけのこともありますが、素晴らしい景色に思わず近くの人に「素晴らしいですね!」と話しかけて、そこから話が広がることもあるでしょう。

筆者の場合は、ある小さなホテルを繰り返し使ううちにマネージャーの方に覚えてもらい、訪問すると「いらっしゃませ」ではなく「お帰りなさい」と言ってもらえるまでになりました。

そしてバータイムに静かにおしゃべりをしている間にいろいろ情報もいただきましたし、こちらもビジターならではの情報も差し上げました(住んでいると気づかない・知らない情報というのは結構あるものです)。

そこまでいかなくても、何気ない旅先での会話に癒やされたり発見があったりするものです。

自分に正直になれる

自分を偽る旅行っていやですね。

家族旅行や夫婦旅行では、自分のわがままを100%通せるわけではないとはいえそこは家族です。

最低最悪なのは(個人的にはですが)会社の社員旅行とかいうやつ。今でこそそんなくだらないものは筆者の会社にはありませんが、もう最低最悪ですよね。自分を押し殺して偽り、行きたくもないところへ自分の金と休日を費やして行くのに仕事ではないなんてありえないです。

一人旅なら他人に忖度して自分を偽ることなんか皆無

行きたくないところへ一人で遊びに行く人なんていませんから。

一人だからこそ愛する人と一緒に来たいと思える時がある

逆説的に聞こえますが実際経験ではそうなんです。

一人で訪れた場所で素晴らしところがあったら「今度はぜひ妻と来たい」「妻にも見せたい」と思うわけです。

妻とはもうウン十年も一緒に暮らしている、人生の中でもっとも一緒に過ごした時間が長いかけがえのないパートナーと共有したいと思うわけですね。

実際にその後妻と一緒に行ったときも、初めてではないのでスムーズにガイド役を演じる事ができます。

一人旅のディメリット

国内一人旅なら犯罪に巻き込まれたり交通事故に巻き込まれない限りは大したことはありません。

一人旅にのめり込んで家庭崩壊にならないようにさせすればOK。

しかし海外は違います。

若者のバックパッキングとは訳が違います。

一般論としてですが「おじさん海外一人旅」は計画時点から旅先でも慎重さが必要です。

国内なら最悪スマートフォンとクレジットカードだけあればなんとかなりますが、海外はなかなかそうはいきません。行く場合もあるでしょうがリスクが想像を超えています。

幸いにもコロナ禍が世界的に収束に向かうまで(終息は不可能でしょう)まだおそらく1年以上はかかると思いますし、ビジネス渡航の規制は緩んでも、観光渡航が相互に従来のように相互フリーになるのはまだまだ先です。

国内一人旅に関してはディメリットは家庭事情と財布事情にさえ配慮すればあまりないと思います。

まとめ

中年というのは仕事でも忙しい年代です。

だからこそ、思い切って休みをとって一人で旅してリフレッシュしてはいかがでしょうか?
(ちなみに休暇でリフレッシュは仕事の英気を養うためのものではありません、この話はまた今度)

もちろんご家族の同意は必須ですのでまずはそこからです。

そのためにはどうするか?

これは次回のお話にしましょう。