浴室ドア下部のボロボロになったパッキンを交換する

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浴室ドアの下側にある部分の防水パッキンが黒くボロボロになっていませんか?我が家の浴室ドアがまさにそうなっていましたので交換しました。交換は非常に簡単です。

浴室ドアのパッキンとは?

下の写真の黒くボロくなった部分です。

の白い柔らかいゴム状の樹脂製の部分は「下枠タイト材」と言います。

TOTO、LIXILなどいろいろあろうかと思いますが、我が家のものは日立ハウステック(現在は「日立」の二文字がなくなり単なる「ハウステック」)のものです。

この部分はドア下部にあり水がドアの隙間から染み込む場所であり、踏まれたりして浴室の内装を構成するパーツの中で一番劣化の激しい場所です。

気付いたら、我が家の上記写真のように黒くなって部分的に破れたりしていて水簿らしくなっているのではないでしょうか?

交換は素人でもできる

浴室の内装の中で、この部分は適切なパーツさえ手に入れば、素人でも簡単に交換できる場所ですので、わざわざ業者さんのお世話になるほどのこともありません。

浴室の壁付混合水栓交換のように失敗して壁に埋め込まれた水道管を破損させてしまい、結局大工さんの世話になり大工事になり、下手すりゃ万冊が3桁枚とんでいくような場所ではありません。

必要なものは唯一つ、そのドア用に交換用下枠タイト材です。
いわゆる補修部品となりますので、ホームセンターなどで買える可能性はあまりないかと思います。

補修部品を発注する

まずすべきことは補修パーツである下枠タイト材の入手です。

浴室ドアのメーカーと型番

そのために必要なのは「ドアのメーカー」「ドアの型番」です。

我が家ができたときのこの浴室ドアのメーカーは日立ケミカルでした。その後社名がかわったりして日立ハスクテックとなり現在のハウステックですが、補修部品などはきちんとそのまま引き継がれています。

ハウステック(日立ハウステック)の場合の部品問い合わせ方法

ハウステックの場合は以下の場所から問い合わせをします。

商品オプション、パーツのお問い合わせ | オプション品・部品購入 ※一般のお客様向け | お客様サポート | ハウステック (housetec.co.jp)

我が家の例ですが…

商品名:浴室ドア
製品型式:GXX-1418T (大抵の場合ドアの上部にシールが貼付されているはずです)
製造番号:不明(普通はわからないと思います)
必要部品情報 [名称または箇所]:下枠タイト材
案件NO:空欄のまま
物件情報:マンションの場合、物件ごとにきちんと管理されているようです。
     住所、建物名、竣工時期(2010年といったレベルで良い)を記入。
添付写真情報:交換したい下枠タイト材の全体像の写真を入れると良いでしょう。
お問合わせ内容:下枠タイト材が古くなったので交換したい、といったことを欠けば良い。

…と記入し、あとは氏名や住所等々。

これで送信すると多分2~3日程度で返信が来て、買うべき部材の型番や名称、購入の方法(メーカーのショップで会員登録して購入しますが、会員登録のためには案件NOが必要であり、これは上記問い合わせに対する回答として案内されます)などが書かれていますので、それにしたがって注文します。

支払いにはクレジットカードが利用できます。

ちなみに、筆者が購入したときはオリジナルのパーツは廃番になっていて、互換性のある部品を案内されました。このときの価格は税・送料込みで2,101円でした。

そして手元に届いたのがこれです。

古いものを外して掃除

では古いものを取り外すところからいきましょう。

外す前の写真はおどろおどろしいかもしれませんが…..

外す前の状態。

外すのは簡単で、端から引っ張れば(我が家の場合は)簡単に外れました。

このまま静かに引っ張れば大丈夫。途中で切れても平気です、どうせ捨てるのですから。

この黒いものはカビかと思ったのですが、ガリガリに固まっています。主な正体は水道水中に含まれるカルシウムなどが固まったもので、湯沸かしポットの内部にへばりついているグレーの線上の塊と同じだと思われます。

ドア枠についた黒くて硬い汚れのとり方

この黒いガビガビを除去するのにドライバーなどでこすってはいけません。

除去は湯沸かしポットの掃除と同じです。

クエン酸(スーパーの掃除用品売り場にあります)をかなり濃い目に水に溶かして、黒いガビガビにかけるだけです。

4連パックのヨーグルトや小さなプリンの容器が適当かと思います。

この濃い目の溶液(容器の底に溶け切ららないクエン酸が残る程度)をスプーンなどでかけてから、数分置いて割り箸や爪楊枝などでこすると実に簡単にきれいに剥がれ落ちます。

上の写真がクエン酸で掃除した後です。

繰り返しますが、ドライバーやナイフなどではこすらないように。

キズがついて塗装が剥がれそこから錆びてくるかもしれません。

新しい下枠タイト材を装着

パッキンの形状にもよるでしょうが、はめるのは簡単でした。

長さが少し(数ミリ)余りましたのでニッパでカット(ハサミでは切りにくいのでニッパがおすすめ)。

いかがでしょうか?

見違えるようになりました。

まとめ

浴室ドアの下部のパッキンは下枠タイト材という。

交換は素人でも出来るがメーカーから部材(補修部品)を取り寄せる必要がある。

下枠にへばりついた黒・茶のガリガリの汚れは濃い目のクエン酸水溶液を使うことで簡単に苦労なく落とせる。絶対金属ヘラやドライバーなどではこすらないこと。

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