スマホの基本:絶対に守りたいスマホのセキュリテイ

この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
【広告】

スマホの基本第2弾の今回はスマホのセキュリティの話です。今や年代を問わずスマホは必携ツールになっていますがスマホは個人情報の塊でもあります。守るべき基本的なセキュリティについて知っておきましょう。

【広告】

ルール1:パスコードは必ず付けて4桁数字は絶対不可!

iPhone X以降をお使いの方は、昨今のコロナ禍で顔認証(Face ID)が使えなくなり不便な思いをされていると思います。

いちいちマスク外すわけにいかないのでパスコードになるわけですが、ここで避けたいのは4桁数字。

4桁数字は入力も簡単で覚えやすい反面、キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号と同じにしたり、自宅やスマホの電話番号4桁を流用したり、家族やペットの誕生日を使ったりになっていませんでしょうか?

4桁の数字は盗み見されやすく非常に簡単に破られますので絶対使ってはいけません。

iPhoneの場合、

・4桁の数字(これを使う人がほとんど)
・6桁の数字
・任意の桁数の数字
・任意の桁数の英数字

から選べます。

おすすめ順でいくと、任意の桁数の英数字、8桁以上の数字、6桁の数字です。

即やめていただきたいのが4桁の数字です。これはもう非常に危ないです。盗み見されると指の動きで4桁の数字くらいはすぐにバレてしまいます。

6桁でも危ないですが4桁よりはマシ。
できれば8桁以上がよろしい。

一番良いのは、英大文字・英小文字・数字が入り混じったパスコードです。

ルール2:Androidの顔認証は使わない

iPhoneの顔認証は3万以上の赤外線ドットを顔に放射して顔の凹凸などを精密に測定し3Dモデルを作ってID情報として保持、認証時も同じことをしてその3Dモデルに一致しないと認証されない仕組みです。

さらに目を見開いてiPhoneを注視しないと認識されないようになっておりますので、寝顔でこっそり認証されることもまずありません(目を開けて寝ていれば別ですが….)。

したがって原寸大に引き伸ばしたカラーの顔写真などではダメです。

非常によくできた3Dの顔モデルであれば認証はとおると思いますが、そんなの高い金をかけて作る人って滅多にいませんから。

しかしAndroidの顔認証はほとんど場合違います。

Androidの顔認証はFace IDのような3D認証ではなく、単に平面(2D)の画像認識ですのでセキュリティは非常に甘く、綺麗に撮れた実物大の顔写真であれば多くの場合認識されてしまいます。

例外は筆者が以前使っていたHUAWEI Mate 20 Proで採用されていた3D顔認証です。

これはiPhoneのFace IDと同じ仕組みです。

HUAWEI Mate 20 Proの3Dにより顔認識について筆者の別ブログ「旅路の部屋」の記事にしていますのでよろしければご覧になってください。

ルール3:OSやアプリは常に最新にする

これはPCのWindowsでも同じですが、OSは人間が作ったものですからどこかにミスは必ず発生します。

そのミスによってはOSのセキュリティ上の弱点(脆弱性)ができてしまいます。

それをメーカーはアップデートという形で修正して提供します。

これはアプリも同じです。

OSやアプリは必ず最新版を適用しましょう。

あまりないとは思いますが、OSのアップデート提供対象外になってしまった古いスマートフォンはもう寿命だと思って素直に買い替えましょう。

ルール4:セキュリテイ対策ソフトを利用する

iPhoneだから安全、Androidだから危ないというのは迷信。

どちらも同じように危ないです。

信頼できるセキュリティ対策ソフトを使いましょう。

その際ケチって無料のもの….なんて考えずにちゃんとお金を払いましょう。

もちろん有料だから良いとは限りませんが。

筆者おすすめはちょっと設定が難しいかもしれませんがESETです。

こちらに紹介記事(Android)をかいております。

ESETが面白いのは迷惑電話対応もできますし、重要なアプリは起動時に認証(パスコードや指紋、Face ID)を必須にしたりできますので、オンリアンバンキングや個人情報を入れているアプリとかは起動時認証必須にできます。

年間購読(サブスクリプション)タイプですが大した額ではないのでおすすめです。

ルール5:写真の位置情報は入れない

写真の位置情報は絶対に入れないようにしましょう。

写真データ内部は画像情報だけではなく撮影日時やカメラ・レンズ・絞りやシャッター速度情報といったものほかに、ジオタグといいましてスマートフォンのGPSで測定している位置情報を記録できます。

これは旅行などのときにどこで撮影したかわかるので便利ですが、そのまま第三者が見た時に撮影位置を知られることになり結果として、SNSなどで貴方の住居が割り出されたりする可能性もあります。

今回のまとめ

ルール1:パスコードは必ず付けて4桁数字は絶対不可!

ルール2:Androidの顔認証は使わない

ルール3:OSやアプリは常に最新にする

ルール4:セキュリテイ対策ソフトを利用する

ルール5:写真の位置情報は入れない

次回の予告

次回もスマートフォンのセキュリティの続きとなります。