ジムで他の方を見ていて気づくのは、男性で上半身は結構ガッチリしていても下半身が貧弱で細い人が意外に多いのです。トレーニングにはバランスが大切。
若い時以上に筋力は重要
中年をすぎると、体を鍛えるということに関して二極化傾向があるように思います。
一つは運動には無縁で体を鍛えるとか筋トレとか別世界の出来事、平行宇宙の話と思っている方。
他方は筆者もそうですがジムに通って体を動かしたり筋トレに熱心な人。
こんな記事をみつけました。
筆者の経験の範囲では「マッチョなボケ」の人というのは見たことがありません。
科学的な根拠はまったくない単なる経験ですが筆者はそれを信じています。もちろん体を鍛えたら認知症が遠ざかるとは思っていませんが、一つの重要な溶損なんだろうと思っています。
また体幹は重要です。
体幹が弱いと転びやすくなり、筋力がないところんだ時に体を支えることができず骨折してしまい、それがきっかけてますます運動から遠ざかりベッドと仲良しになる悪循環を筆者は恐れます。
別にシックスパックにする必要はありませんが、全身の筋肉をバランス良く鍛えること・インナーマッスルを鍛えることは大切だと思います。
上半身ムキムキでも下半身は…あれれ?
ジムのフリーウェイトコーナーにいる仲年以上の男性の皆さん。
多くの人は程度の差はあれどもウェストから上はガッチリしています。胸・肩・腕などはガッツリ筋肉がついています。
しかーし、ですね、かなりの割合で下肢はあれれ?と思うほど細い人が少なくないのはどうしてでしょう?
ベンチプレスやスミスマシンにご執心で胸はそりゃたくましい高齢者の方もいらっしゃいます。
そういう方々は皆さん、そうした上半身を鍛えるマシンばかりで、同じマシンでもステップマシンやクロストレーナー、フィットネスバイクなどをやっているのはほとんど見たことがありません。それどこかトレッドミルをやっておられる姿すらほとんど見ません。
ジムトレーニングの後はスパで汗を流しますが、先のような方はやはり下肢が細い人が多いように思います。
何事もバランスです。
下肢を鍛えるべし
先のように転んで骨折!なんて事態をさけるために、体幹が重要ですがそれとともに下肢が非常に大切です。
下肢を鍛えるのに必ずしも道具は必要ありません。
自分の体だけ、体重だけでトレーニングすることを自重トレーニングといいますが、下肢の場合は自重トレーニングだけでも、継続することで下肢の筋肉を鍛えられます。
歩けばいいじゃん!
いや、それは歩き方にもよるでしょう。
チンタラ歩いていてはだめです。冬でも汗ばむくらいの歩き方でガッツリ歩きましょう。
そのまえに歩く癖をつけることが大切です。車があると近所へ行くのも車で行ってしまう人が多いでえしょう。
不動産業界の標準徒歩速度は4.8km/hだそうですが、下半身を鍛えるという視点では個人的にはおそすぎると思います。
できれば時速6km/h以上で歩きたいところです。
近所へ買い物に行くのに、大きな荷物になる、ミネラルウオーターなど重くなるときを除けば基本はスタスタ歩きましょう。
そして道具なしで運動しましょう。
鍛える楽しさがわかってきたらジムへ行ってもいいでしょう。
まとめ
高齢者になってからでは遅い、まだ体に若さがあるうちからトレーニングして全身の筋肉をバランスよく鍛えよう。
ジムでは上半身だけマッチョ男性が少なくないが、全身のバランスが大切。シックスパックのムキムキでも下肢がひょろひょろでは無意味。
道具が無くてもジムに行かなくてもトレーニングは可能である。