前回はスマホの基本ということでガラケーかスマホかというテーマでお届けしました。今回はiPhoneの選び方と買い方です。さらに耳より情報としては、新規キャリア契約ありのiPhoneをキャリアより安く買える裏技(違法とかヤバい方法ではない)もお教えします。
初めてスマホでは絶対に中古には手を出すな!
理由はいくつかありますが、
- バッテリーが弱っている可能性が高い(2年も使えばバッテリー交換が必要になるのが普通)
- 故障してもショップに頼れない可能性がある
- 良心的ではないショップでは白ロムではないものを売りつけられるかもしれない(キャリアから分割購入したスマホで残債未払いがあると、キャリアがそのスマホを使えなくする)
スマホに関する限り、ちゃんと知識と覚悟が無い限り値段につられて中古というのは絶対やめましょう。
iPhoneの選び方
どのシリーズを選ぶか?
iPhoneの本記事執筆時点での最新シリーズはiPhone 12です。
来月には仮称iPhone 13が発表されるでしょう。
現時点でApple Store(後述)で買えるのは、
- iPhone XR(2018年9月発売)
- iPhone 11(2019年9月発売)
- iPhone SE 第2世代(2020年4月発売)
- iPhone 12(2020年10月発売)
の4シリーズです。来月iPhone 13が発売されると、iPhone XRやiPhone 11は販売終了となると筆者は見込んでいます。iPhone SE 第2世代も終了して、iPhone 12と新しいiPhone 13のラインアップになるというのが筆者の予測。
長く使うならその時点で最新のモデルをおすすめします。
ただし、予測されているiPhone 13とiPhone 12のスペックには極端な差はないようですので、むしろお得になる「かも」しれないiPhone 12がいいのではないでしょうか。
どのモデルを選ぶか?
iPhone 13もiPhone 12と同じ展開になると予測されています。
- iPhone 13/12 mini
- iPhone 13/12(ここでは無印と呼ぶことにします)
- iPhone 13/12 Pro
- iPhone 13/12 Pro Max
iPhone 12のmini/無印/Proについては筆者別ブログの以下の記事に比較しております。
どのモデルを買ってもCPUは同じですのでパフォーマンスには大きな差はありません。
mini/無印とPro/Pro Maxの一番の違いはカメラの性能です。miniと無印は超広角と広角の2つのカメラ内蔵、ProとPro Maxは超広角・広角と望遠の3つのカメラです。望遠といってもメインカメラ(広角)に比べてたかだか2倍とか2.5倍ですので過剰な期待をしないように。
ProやPro Maxが「カメラ重視」といっても、無印やminiのカメラが悪いなどということはありません、望遠があるかないか程度に考えておいても間違いではありません。というかその程度の差しかないともいえます。
iPhoneカメラの特徴として、細かな調整なし(そもそも細かい調整はできない)でぱっと出してぱっと撮っても平均的に綺麗な写真が撮れることにあります。
どのメモリ容量を選ぶか?
iPhone 12の場合、miniと無印は64GB/128GB/256GB、ProとPro Maxは128GB/256GB/512GBと選択肢があります。
iPhoneは外部メモリ(microSDXC)が使えないので、後から追加もできないため内蔵メモリ(ROM)は大きなほうが良いです。だからといってProやPro Maxの512GBは多すぎてもったいないし価格も高い。
一方、miniや無印の64GBは足りなくなって後悔しますからおすすめいたしかねます。
128GBでもいけなくはないですが、経験的には256GBあればかなり安心度は高くなります。
SIMフリーかキャリアモデルか?
iPhoneの場合は、SIMフリーモデルでもキャリアモデルでも対応周波数(バンド)は同じなので本体には差はありません。
キャリアモデルはそのキャリアのSIMでないと使えないSIMロックが掛かっているだけです。
どこで買えば良いか?
「スマートフォンを買う!=キャリアのショップで買う!という図式はもはや過去のものです。
iPhoneに関して言えば、以下の買い方があります(新品限定)。
・キャリア(実店舗およびオンライン)
・MVNO(オンラインと一部実店舗)
Apple Store
Apple Storeで買えるiPhoneは基本はSIMフリーモデルであり、原則としてどの会社のSIMでも自由に使えるものです。
購入は実店舗とオンラインがありますが価格には差がありません。
知らない人も多いのですが、実店舗であればdocomo/au/SoftBankのキャリア契約も同時に可能です。ただし、Apple Store実店舗は日本全国荷津々浦々にあるわけではないので利用できる方には限りがあります。
繰り返しになりますが、iPhoneの価格はApple StoreでSIMフリーモデルを買うのが一番安上がりです。
たとえば、Apple StoreでSIMフリーモデルをキャリア契約と同時に買えば8,800円割引になります。
Apple Store店頭受取でキャリア契約ありにすると、SIMフリーのiPhone価格(間違いなくキャリア価格より安い)から割引になります。
受け取った時点でSIMロックはかかりますが、これは各キャリアの条件を満たせばWebで簡単にロック解除は可能です。
新規キャリア契約とともにiPhoneを買いたい人で、交通費数百円程度でApple Storeに行けるのであれば、絶対この方法で買うべきです。
キャリア
そうはいっても相談しながら買いたいといった欲求が強いなら止めはしません、おちかくのキャリアショップをご利用ください。
新規にキャリア契約をするなら、そしてApple Storeの実店舗に行けるのであればApple Storeの実店舗でキャリア契約とともに買うほうがずっと割安です。
2と3は結果的に同じものを手にすることができますが19,008円もの差がでます。
ですから、Apple Store実店舗に行ける人はApple Store実店舗でキャリア契約とともに買うのをおすすめするのです。
Apple Store実店舗に居るスタッフはiPhoneに関してはどのキャリアのショップのスタッフよりも圧倒的に詳しいです。なんせメーカー直営ショップのプロですからね。
キャリアのショップはiPhoneだけではなくガラケーもAndroidも扱いますので、広く浅く知っているのです。買うのをiPhoneと決めたのなら、詳しいスタッフが居て安く買えるApple Store店頭が絶対有利です。
まとめ
どのスマホにせよ自分がスマホに詳しくないなら絶対に中古は買ってはいけない。
iPhoneを買うならApple StoreでSIMフリーを買うのが一番安い。キャリア新規契約を同時にするならApple Store店頭で買うとSIMフリー価格から割引になる。
iPhone買うなら12か13。コンパクトさ重視ならmini、カメラ重視ならPro、老眼で大きな画面が良ければPro Max.普通がいいなら無印。
メモリは256GBを推奨。
次回
今回はApple StoreでSIMフリーモデルを購入し格安SIM(MVNO)かキャリアの格安プランを使う方法について説明する予定ですが….ひょっとしたら変わるかも。
ご期待ください。