新型コロナウイルス感染症の一時的だと思われる収束にともない、GoToトラベル再開もいよいよカウントダウン状態になりました。現時点(11月15日執筆)での報道されている見通しと、GoTo利用に向けてのスタートダッシュについてお届けします。
GoToトラベル再開見通し
冒頭のとおり本稿は11月15日執筆ですのでその時点の情報となりますのでご了承ください。
11月15日時点の情報のまとめ
- ワクチン接種証明書や陰性証明の提示が必要
- 再開は1月中旬以降(年末年始は感染拡大回避のため除外)
- 補助額上限は13,000円
- 旅行代金割引額は30%(10,000円が上限)
- クーポン券は定額で平日は3,000円、休日は1,000円
- 実施期間はゴールデンウィーク前まで
- ゴールデンウィーク明けから夏休み前までは規模を縮小して継続
随所の報道をまとめてみるとこんな感じが濃厚のようです。
国を挙げてのGoToトラベルは2月から4月下旬の大型連休前までの平日が最大の狙い
予約はGoTo開始まで待つな!
これは以前の記事でも触れています。
ここでも書いているように、GoToが正式発表されると..
- ホテルや旅館の宿泊費は人気エリアでは、いきなり高額になる可能性がある。
今のうちに予約すれば、その後いくら値上がりしてもその価格で利用できる。 - 同じく、キャンセル条件が厳しくなる可能性がある。
- 人気の宿・エリアには予約が集中して希望する日が取れない可能性が出てくる。
…ということになります。
思いついたが吉日です。
キャンセル条件に注意(宿と飛行機)
同じく当サイトの上記記事に書いていることになります。
万一感染拡大して旅行が無理になった場合でも、基本的には宿の予約にキャンセル優遇はありませんので、平時においてキャンセル無料とその条件をしつこく確認しておくのが大事です。
- 宿についてはキャンセル無料を必ず確認する
- キャンセル無料条件(何日まえ迄のキャンセルなら無料かを確認)
当日午前零時までなら無料というものから、一週間前迄無料などさまざまなことに注意。 - 予約サイトで同じ部屋で安いプランはキャンセル条件が厳しいかキャンセル不可が多い
- 飛行機の場合は、安いプランほど取り消し料が高くなる。
- ANAでは「SUPER VALUE PREMIUM系、 SUPER VALUE系」は搭乗日54日前~搭乗日45日前のキャンセルでも30%かかり、直前キャンセルでは60%の取消料となる。
- JALでは「先得」は出発54日前~出発前は50%ですが「特便」なら5%ですみます。
飛行機の場合は感染再拡大で緊急事態宣言やまん延防止等措置が発出された場合には、当該地域発着便は取り消しや変更は手数料無料(変更の場合は差額発生)になると思いますが、それらは発出されていないけど気分的には延期かなぁという場合には、通常の取消料が発生します。
JALなら上記のとおり先得運賃はやめて特便にしましょう。
ANAは厳しいのであまり優遇案はありません。
両者に共通するものとして「株主優待」があります。チケットショップで株主優待券を買ってくれば、普通に株主優待運賃が適用できます。
株主優待運賃は何度でも変更自由で、キャンセルした場合も取消料はかかりません。ただし、運賃そのものはSUPER VALUEなどのよりは若干高めになります。
取消料のリスクを取るか?株主優待で最安よりは割高を覚悟するか。
キャンセル条件に注意(ツアー)
ツアーの場合はよほど前でないとキャンセル無料というのはないと思われます。
JTBのある国内ツアーだと21日目にあたる日以前であれば無料ですが、それ以降~前日までは20~50%のキャンセル料がかかります。
高級ツアーほどダメージは大きく、基本的には感染拡大によるキャンセル優遇はないと思うべきです。
魅力的なツアーも多くありますので、このあたりをよく考えて予約して利用するようにしてください。