何して過ごす?定年後!

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待ちに待った?あるいはとうとうやってきた定年退職の日。明日から通勤しなくてもいい!雨の日もびしょびしょになって通勤しなくてもいい!台風が来てもどよよーーんとならなくてもいい!そういった嬉しさも最初だけですね。さて、何をして過ごしますか?

長くて短い定年後

最初に当ブログの記事にしました。

60歳男性の平均余命は24年、実質的な活力を持っての活動可能なのは最後の4年を差っ引いても20年、さらに控えめにみても16年ほどあり、小学校から大学卒業までの16年と同じくらいの長さがあります。

その16年をぼーっとすごすか充実させられるかはあなた次第です。

ぼーっと生きてんじゃねーよ!
Don’t sleep through life!

60歳から16年間としても上記の当ブログ記事にあるように、自由時間は実質2倍なので32年分あります。

自由時間は32年分あっても、絶対的な時間は16年。体感の1年は年齢に反比例しますから、体感では8年位しか感じないという矛盾があります。

自由になる時間は沢山あるのですが、あっという間に年月が過ぎていく、それが定年後の特徴です。

今回は、

  1. 地域コミュニティ参加
  2. 体が資本
  3. 長続きする趣味

をサブテーマとして話をしましょう。

どれも定年後いきなり取り組んでもうまくいく話ではないので、アラフォー、アラフィフの頃からとりくむべきことです。

簡単ではない地域コミュニティ参加

物の本や評論家諸氏は、定年後は地域コミュニティに参加せよとおっしゃいます。

間違いではないと思います。

だだし、世の中そう簡単ではありません。

現役時代から地域コミュニティに積極参加していた人は別として、今まで全く地域活動に参加したことがない、どこのだれともわからなかい奴をいきなり両手を広げて素直にコミュニティに迎えますか?

自治会活動に参加? 大規模マンションならいいですが、普通の町内会とか想像以上に大変だと思います。

今まで朝から晩まで仕事、隣近所とのコミュニケーションもほとんどなく挨拶程度、そんな人がいきなり入ってきてもなかなか馴染めないと思います。

もちろん努力が必要なのであり、いきなり溶け込もうなんて十年早い!わけであります。

まして、部長クラスでいきなり定年退職といった方だと新たな人間関係構築が相当きついと思います。うっかり部長時代の物言いをしたりすると近所で鼻つまみ者になり二度と浮かび上がれないかもしれません。

地域コミュニティへの参加は慎重に、なおかつ自分は新入社員のぺーペーなのだということを忘れずに謙虚に!かなーり根性が必要かと思います。何を言われても我慢して先輩の言葉を聞かねばなりませんね。都市部とそうでないところではまた違うと思います。

そういう時に光るものがあるといいですね。

交渉事が得意だとか、人をまとめ上げるのがとてもうまいとか、そういった才能・特技があるといいと思います。あるいは自治会にはパソコンやネットが得意な人が不足しているが、自分が得意なら役立ってあげる(指導するなんて上から目線は捨ててください、最初は雑用的なところから笑顔で引き受ける感じ)のもいいでしょう。こちらのほうが現実的かもしれません。
自ら他人の役に立とうという努力と姿勢が大切だと思います。

何をやるにせよ体が資本

健康に留意するというのは健康診断やがん検診を忘れずにということだけではありません。

積極的に運動することで体を老いから守りましょう。

体幹を鍛える
バランス感覚を鍛える

別に腹筋をバキバキに割る必要はありません(トレーニングすれば還暦過ぎても割れます、実際筆者はバキバキではないですが割れています)。

それよりは体幹とバランス感覚が衰えないように鍛えるのが大切です。

若くないので無理は怪我の元ですが、体幹とバランス感覚が弱いと転びやすくなったりして怪我の元・寝たきりの元になります。

あまりにも負荷がないのは効果がありません。

たいていのトレーニングは10回をワンセットとして3セットくらいやりますが、10回やるのがぎりぎりくらいの負荷が好ましいとされています。

負荷の強さは筋力や年齢により違いますし、還暦過ぎてもトレーニングで筋力がついてくるとより大きな負荷でも平気になってきます。

無理をしない、でも体を甘やかさないで厳しく!

簡単で効果が高いと言われているのがバランスボール。

上に座って上半身をぴょんぴょん跳ねるだけでも体幹が鍛えられるし、バランス感覚を鍛えるのにももってこいです。

なおかつトレーニング中の怪我をする可能性も少ないというスグレモノ。

ちょっとしたスペースがあれば自宅でもできますからね。

長続きする趣味を複数持とう

今回の最後は趣味です。

皆さん若い頃から趣味をお持ちだと思います。

ここで気をつけてほしいのが、その趣味は還暦過ぎてもできる趣味ですか?ということ。

昔の上司でサッカーをするのが大好きでそれが講じて審判資格をとった人がいます。

30代あたりならOKですが、サッカー審判(主審)はボールと一緒に走らなければなりませんので、いくら好きでも還暦過ぎてできるのは厳しいかと思います。

どんな好きな趣味であっても還暦を過ぎて全く何もできなくなる体力系の趣味なら、他にも趣味を探しましょう。

頭の体操というかボケ防止のためには楽器は良いと思います。

楽器はどれにせよ一つ買えばかなり長続きします。

経験的にはバイオリン族は結構最初が難しいので、少なくとも最初1年位は教室に通ったほうが良いです。筆者も1年間だけはヤマハに通いました。

ほかにもエレクトーンなんてのは左手・右手・左足・右足すべて完璧に別の動きなので頭への刺激は相当なもの….でしょうけど、いい年したおっさんがそうそう簡単にできるものではありません….ってなことはなっくて、何事も努力です。とはいえエレクトーンはかなり高いです!

人間、好きになったことは頑張れるものです。

エレクトーンは敷居がかなり高いのでピアノ!はどうでしょう?

グランドピアノは最初から家にない限りさすがにちょっと…なので、キーボードとかあまり値段の高くないシンセサイザーとかもかなーり楽しいと思います。

特にシンセサイザーとか安いものでも多機能で音作りとか楽しいと思います。

スペースがあれば電子ドラムというのもありますね。
知人が持っています。
いくら電子とはいえ、ポコポコ叩く物理音は避けられないので、マンションなどではご注意を。

打鍵音などの物理音が全くでないので深夜でも練習できるのがウィンドシンセです。AKAIのEWIがT-SQUARで有名ですね。

この動画でT-SQUAREの伊東たけしさんが吹いておられるリコーダーの親分みないたのがウィンドシンセのEWIです。

多少なりとも音楽がお好きなら(聞くのでも弾くのでも)、なにか一種類くらいには長い目でチャレンジするのがおすすめです。

読者諸氏:お前(筆者)の趣味は?

そうですねぇ、多趣味であります。

旅路の部屋をお読みいただいている方はおわりかと(笑)

順不同です、好きな順とかそういうのではないです。

  • 写真(カメラをいじるのも好きですが自然や街の風景を撮るのもすきです)
  • デジタルガジェットいじり(PC、スマートフォン等々)
  • 海外一人旅(コロナのバッキャローーーーーーー!)
  • 国内旅行(一人旅、妻との旅)
  • 楽器(今の所EWI、キーボード、シンセサイザー、バイオリン)
  • ブログ書き(旅路の部屋と当ブログ)
  • ジムトレーニング(トレッドミルと筋トレ)

本来なら今年後半にためたマイルでファーストクラス往復でワシントンのスミソニアン博物館三昧しようと思っていたのに。

でも、諦めていませんぜ、ANAマイルを延命しなくては!

まとめ

還暦(定年)なっていきなり色々始めようと思ってもなかなか難しい。アラフォー、アラフィフのころから仕込んでおくこと。

地域コミュニティ参加は定年になっていきなり顔を出しても受け入れられるのは難しい。現役のころから参加する。

体は重要で特に体幹とバランス感覚を鍛える努力を。バランスボールを使った運動は怪我の心配もあまりなく、なおかつ体幹とバランス感覚を鍛えられ得る。

年をとっても続けられる趣味を複数持つべし。頭の体操的には楽器が特におすすめ。

次回予告

今回後半で触れた趣味についてもう少し深堀りしてみましょう。

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