一昔前のドラマでは、お父さんが具合が悪くて寝込んでいるお母さんに向かって「おい、靴下はどこだ?おい、俺のパンツはどこだ?」と叫んで、結局お母さんがよろよろしている映像がありました。みなさんはいかがでしょうか?自分の衣食住の世話は自分でできますか?
男性だから家事ができないなんて男は男じゃない!
奥様が専業主婦の場合、日常の家事はおのずから奥様が担当することになることが多いとは思いますが、そうはいっても男性が家事を出来なくて良いということではありません。
離婚・死別とかぶっそうなことではなくとも、冒頭のように奥様が寝込むことは可能性としてありえます。
そんなときには、男たるもの他人に頼らず自分のことは自分でできなくてはいけません。
大丈夫だよ、寝ていなさい。
悪いわね、あなた
気にしなくていいよ、全部僕がやるからさ
こうなればいいですが、冒頭のように「おい、パンツはどこだ?」ではどうにもなりません。
仕事も家事もガッツリこなす能力をもっていなくてはなりません。
普段は、パートナーと役割分担をしていてもいざと慣れば代われるくらいでないと!
定年後だからこそ、パートナーに頼らなくてもいい状態にしておくべきです。
定年後は夫の役割も変わる
現役時代は夫が家計を主に支えて、妻は夫が仕事をしている間主に家事をこなすというのが古来からの日本家庭の姿かもしれません。
しかし、定年後は夫が家計を支えるわけではない、もちろん夫が働いてきた結果として厚生年金もあるわけですが、定年後ははたらなくても生きていれば年金は入ります。
すなわち、定年後は夫婦の役割分担を見直す必要がありますし、そのときにそなえて一通りの家事はできるべきです。
冒頭のように「おい、靴下はどこだ?」「パンツ出してくれ」とかいったことにならないようにしましょう。
筆者宅の場合の例
衣:自分の衣類は自分で管理しています
筆者の場合、下着からカジュアル、ビジネスに至るまですべての衣類は自分で管理しています。
役割分担で妻が洗濯をしてくれますが、洗濯済みの下着やシャツなどはたたんでベッドの上においてくれます。
それを自分でFirst-in First-out(最初にしまったものから使う)になるように引き出しにしまいます。
ビジネススラックスは帰宅したら脱いでズボンプレッサーにかけます。
→水平に置くタイプは経験的にめちゃくちゃ邪魔になります。
ズボンプレッサーは絶対「コルビー(英国)」が良い
→以前は国内某社の水平型でしたが面倒な割にシワが伸びませんしセットがめちゃ面倒。
→国内で縦型もありますがズボンの足の間にシートを挟んだり面倒なものが多い。
→コルビーはズボンをシワにならないようにセットしてスイッチオン!だけ
→買うなら絶対コルビーです。
住:トイレ掃除と風呂掃除は筆者が買って出ています
トイレ掃除は絶対男性がやったほうが良いです。
トイレを汚すのは間違いなく男性です。
男性が自分で掃除をすれば汚れないように使うようになります。
汚しておいて掃除は妻になんてのはちょっとありえないでしょう。
アクシデントで汚したならともかく毎日使って毎日自分で汚すのだから自分で掃除しろよな!とか言いたくなります。
綺麗につかえば掃除なんて週一度でOK。床に紙のカスや毛髪が落ちているのを気づいたときにトイレットペーパーで拭き取るだけでいいのです。
風呂も同様で、夫が最後に入り洗剤とか使わなくてもさっと掃除スポンジで石鹸カスなどを擦り落とすだけでOKです。
シャワーで流しながら床をさっとあらい、風呂椅子については毎日手入れしていれば実は手のひらでこするだけで済むのですよ。
食:ある程度(一通り)は自分で作れます
普段は女性陣が面倒を見てくれますが、筆者も独身時代は自炊しておりましたし、筆者の父も一通りの調理は自分できる人でした。
料理できますよ、目玉焼きだけど
目玉焼き、だけできてもねぇ
ま、どうでもいいですが、後片付けまできっちりやりましょう。
まとめ
定年後だからこそ、日常生活は妻べったりにならないように、衣食住の日頃の面倒は妻からある程度自立するスキルを持つべし。
自分の衣類は完璧に自分で管理すべし。
住居の日頃の掃除あるいは手入れも一部は定常的に引き受けるべし。
食事は一通りは自分でどうにか作れるように。ただし、食材準備から後片付けまできっちりできてこそ料理ができるといえる。食べた後シンクには汚れ物の山になるような人には料理はさせたくない。
さ、みなさん、がんばりましょう。