連載コンテンツ:4回目:実体験掲載、ドキドキの第1回目の失業認定日

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いよいよ第1回目の失業認定です。一体どういうことが行われるのかドキドキでハローワークに向かいました。

失業認定日は出頭日時が指定される

失業認定日にはハローワークに出向かねばなりません。

その日付と時刻は一方的にハローワークから指定されます(ハローワークにより異なる可能性がありますので、居住地域管轄のハローワークに確認してください)。

決められた時刻より早めに行きましょう。

以下、筆者の居住地管轄のハローワークでの話です。

失業手当の申請から第1回目の認定日までに1回の求職実績が必要となりますが、これは本連載第3回目で書いた説明会を充当することができますので、実質的に求職活動は不要です。

失業認定申告書をあらかじめ書いて持っていく

肝心なのは失業認定申告書です。

失業認定申告書の様式(PDF)
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/info_1_e4_01_blank.pdf

上記様式をご参照ください(クリックすると別ウィンドウで開きます)。

前回書いたに仕事をした日で4時間未満なら「X」、4時間以上なら「◯」を日付のところに書いていきます。

注意すべきなのは、賃金の有無は関係ないということです。前回書いたように友人の引っ越し手伝いでも例え賃金がなくても仕事となるわけです。朝から夜まで8時間手伝いをしたら「○」をつけねばなりません。

筆者のように広告を貼ったブログを書いている場合、事前調査時間は含まれず実際に記事をこうして書いている時間を計上する必要があります。

初回の失業認定申告対象期間は、失業申請した日(最初に申請のためにハローワークに行った日)から初回認定日の前日までとなります。

この期間に「仕事」をしていた場合は「X」「○」をつけて、それに対する収入が対象期間内に発生した場合はその金額を書きます。

大抵の場合支払いは翌月になりますから、上記期間中に行った作業に対して期間内に支払われた分だけを記入します。もしそれが次の認定期間に支払われる場合は、次回認定日に記入します。

とにかくこの部分は正確に嘘をつかずに書きます。不足分は係員にはわかりませんが、余計なことを書いている分には係員が気づいたら二重線+訂正印で訂正は可能です。一旦受理されたものは訂正する手段がありません。訂正不可能であると係員の方が断言しておりました。

AdSenseの場合、作業した日は自分で記録しておけば良いですし、その日に発生した見込み収入も知ることができますので、これの一覧を作っておくと楽です。

AdSenseではたとえば昨日の分の広告売上は昨日書いた記事だけの分ではなくそれまでの広告が貼られている記事全般のものも含むわけですが、それは厳密に追跡できあせんし、昨日発生した金額>昨日作業した分の記事に貼られた広告の売上、なので問題はないでしょう(ということでした、ハローワークで質問した!)

作業していない日のAdSense売上は計上不要です。普通の仕事なら当然なのですが、ことAdSenseなどのアフィリエイトでは納得致しかねるところもありますが、そういう仕組みなので仕方ないです。

さて、初回の求職実績には前回の説明会の日付とハローワークXXXにて説明会受講と書けばOKです。

こう書いた失業認定申告書を、筆者の所轄ハローワークでは決められた入れ物に入れて、あとは待合室で待つだけです。

失業認定結果

提出した失業認定申告書に特に問題がなければ、順番に名前を呼ばれて次回分の失業認定申告書を渡されて終わりです。

筆者の場合、一番長かったのは呼ばれる順番待ちです。

早めに行って早めに書類を出せば、それだけ早く呼ばれるようです。

結構人数が多いので、しつこいですが早めにいくことを強くお勧めします。

次回に向けての求職実績作り

64歳11ヶ月で再雇用満了を待たずに退職した場合は、「自己都合退職」となりますので、通常の7日間の待機期間に加えて、2ヶ月(正確には8週間)の給付停止期間があります。

通常ですと次回の認定日は4週間後ですが、自己都合の場合は8週間後になります。

この間に2度の休職実績を作る必要があります。

  1. 求人への応募
  2. ハローワークでの求職申込、職業相談、職業紹介、就職支援セミナー、求人説明会への参加
  3. 許可・届出のある民間期間が実施する求職申込、職業相談、職業紹介、キュy即活動方法を指導するセミナー参加など
  4. 公的機関が実施するキャリアアップガイダンス参加、コンサルティングでの相談、職業相談、個別相談ができる企業説明会等
  5. 再就職に資する各種国家試験、検定等の受験

一方、それだけでは実績とならないものがありますので注意してください。

  1. ハローワークでの求人情報の閲覧
  2. 新聞やネットの求人情報閲覧
  3. 知人への職業紹介の依頼
  4. インターネット等による職業紹介期間等への単なる登録。

筆者が行ったハローワークの説明では、

  1. 履歴書の提出は2回としてカウント
  2. 面接は2回としてカウント
  3. 面接結果の通知を受けたのは1回としてカウント

ということです。それだけ就職に近い位置にいることのアドバンテージだそうです。

通常は履歴書提出の前にエントリーして(カウント1回)、そこでうまくいけば履歴書提出要請があり(カウント2回)、さらにうまくいけば面接があり(カウント2回)、面接結果通知がきます(カウント1回)。

一回の認定期間中に2回を超えて求職実績があっても問題はないですが、別に何も有利にはなりません。

せこいですが、エントリーなしでいきなり履歴書提出のところに認定期間ぎりぎりで応募、うまくいけば次の認定期間で面接通知がきたりする可能性がありますので、1粒で2度美味しいです。

次回予告

次回は、求職実績作りについて書く予定です。

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