連載コンテンツ:2回目:実体験掲載、失業保険申請手続き

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知らない人が圧倒的に多いと思いますが、会社勤めを辞めるのは65歳になったときよりもその1ヶ月前の64歳11ヶ月がお得という話です。筆者は実際にそのようにしました。このあたりの実際の手続きや実地経験を連載でお届けします。今回はその2回目で生まれて初めてハローワークに行ってきました。

連載コンテンツ:1回目:定年退職後に失業保険をもらうには64歳11ヶ月退職がベスト
連載コンテンツ:3回目:実体験掲載、ハローワークで申請後の説明会に参加した
連載コンテンツ:4回目:実体験掲載、ドキドキの第1回目の失業認定日
連載コンテンツ:5回目:実体験掲載、求職実績の作り方実際と難易度・簡単さ、注意点

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目的

ハローワークへ行く目的は求職者給付(俗に言う失業手当)の申請です。

65歳になる前の64歳11ヶ月で仕事を辞めるのがお得というのが前回の話ですので、詳細はそちらをお読み下さい。

求職者給付は、働く意思がある人(定年後に自分の能力や経験を活かせる仕事があれば仕事をしたいという人も含まれます)に対して仕事が見つかるまでの一定期間手当を支給するものであり、全く労せずして手当がもらえるのではないので勘違いしないように。

行くべきハローワークの調べ方

ハローワークは居住地によって管轄が決まっていますので、所定のハローワークに行ってください。

これがワンアクションで調べられるかとうとそこはお役所で手間がかかります。

  1. 厚生労働省の都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧から自分の都道府県を選ぶ。
  2. 公共職業安定所のセクションから「管轄一覧表」をクリック。
  3. 管轄区域から自分の住居地を探し、その左側にある公共職業安定所が自分の住居地を管轄する公共職業安定所(ハローワーク)です。

住所を入れれば一発検索とかになりませんかね?>厚生労働省

住所から思い込みであのハローワークだろうとおもていると違うことがありますので要注意です。

<とても重要> ハローワークインターネットサービスへの登録

絶対事前に済ませたほうが良いのがハローワークインターネットサービスへの登録です。

事前にアカウントを作成して、職歴や希望する仕事、得意なこと等々を事前に登録しておくわけです。

事前に登録しておくと当日かなり簡単に済みますが、そうでない場合は当日ハローワークでやることになり非常に時間がかかります。

最初にアカウント登録をしてから、求職情報を登録しますが、アカウント登録完了後14日以内に求職情報を登録しないとアカウントが削除されますのでご注意ください。

目安として安全なのは、ハローワークへ行く日を最初に決めてしまい、その10日から1週間前を目処に登録しておくと良いと思います。
注意点:
実際に筆者がハローワークインターネットサービスへ登録してから、ハローワークに行った時に先方の指摘で修正・追加したところがあります。
マイページ以外のハローワークからの連絡可否:緊急時の連絡も含まれるので郵便・携帯両方可にしておくこと。
希望賃金:必ず書いておく。書かないと最低賃金以上で良いかとか聞かれる。
家庭の状況:扶養人数(配偶者含む)も忘れずに。

ハローワークは必ず朝イチで行く

ハローワークの方によれば3月から5月は年間でも混み合う月だそうです。

その月でなくてもハローワークは朝イチで行くことを強くお勧めします。

筆者は朝イチより30分程度遅く行きまたが、全部終わってみると待合場所が人でいっぱいでした。これでは何時間かかるかわかりません。

前述のハローワークインターネットサービスに登録していない人はそれだけ時間がかかります。へたすれば1日仕事かもしれません。

もっていくもの

  • 離職票-1離職票-2 <これがないと門前払いです>
  • マイナンバーカード(絶対これがあるほうが簡単です)、ない場合は個人番号通知カードあるいは個人番号記載のある住民票写しと身元を証明できる書類(運転免許証、運転経歴証明書が一番簡単です)。
  • 認印(シャチハタの類はダメです)
  • 顔写真2枚(3cm x 2.4cm、今時はプリンターがあればスマホの証明写真アプリでOK)
  • 求職者給付金の振り込み口座が確認できる通帳かキャッシュカード
    振り込み口座は基本的にインターネットバンクは不可です。一般の銀行かゆうちょ銀行が無難です。一部にはOKなインターネットバンクはあるそうですが、それを確認する情報がありません。マイナンバー登録してある給付金支給先口座とは関係ありません。

筆者の場合の初日のステップ

以下は筆者が行ったハローワークであり、地域により異なる可能性があります。

  1. 総合受付
    最初に総合受付に行って離職したので求職者給付の申請にきた旨を述べます。
    筆者の場合は、ここでハローワークインターネットサービスに登録してある旨を告げて、スマホいでハローワークインターネットサービスの受付表のQRコード(下部に番号記載されている)を提示すると番号を書類に記載していました。
  2. 記入内容確認
    ハローワークインターネットサービスに登録済みでしたので、ここは簡単にすみました。記入していなかった(例えば希望賃金)などを聞かれて、係員がコンピューターでそれを埋めていくようです。
    もしハローワークインターネットサービスに登録していない場合は、書類に書くかハローワークの求職申込書(筆記式)に記入しなければなりませんが、かなりの書く内容がありますので、相当覚悟が必要です。その場で思いつきだとろくなことはないので、自宅でよく考えてPCでインプットすることを強く強く強く強く吸い使用します。
  3. 求職内容の確認と説明会等の割り当て
    ここでさらに細かく求職内容の確認や説明会の参加日時が決定されます。コロナの影響でハロワークによっては初回説明会を省くところもありますが、筆者の管轄ハローワークでは実施されます。
    求職者給付金は求職活動(4週間に2回以上)を行わないと支給されません。この初回説明会はその1回にカウント可能であり、これに出ないとこの先進みません。
    筆者の場合、ここまでは比較的待ち時間なく進みましたが、まだ人がまばらな朝イチ近くにいってもここで1時間以上待ちました。その場で求職申込書を書くといろいろ不備が出てきてその手直しなどで手間が掛かっていると推測されます。他の方のためにも自宅でハローワークインターネットサービスに登録しておきましょう。

ここで次回にくるべき日時が自動的に指示されます。(地域による差があるかもしれません)

機械的に次回の日時が割り当てられます。曜日固定のようで今後はその曜日となる可能性が高いので、初回に行くときは、できるだけ予定が入らない曜日を選ぶべきです。

今回はここまで

ほぼリアルタイムの経験記事です。

他の通りいっぺんの解説記事とは違いますので、それらの解説記事と併読されることでかなりお役に立つと思います。

ここで少々時間があく(GWを挟むこともあり次回は5月のGW明けを指示されました)ので、次回のこのネタは2回後もしは3回後になりますので、お待ちくださいませ。